2018毎日王冠を展望する

非常に格が高くて有力馬が集まることの多い毎日王冠は、2018年10月7日に東京競馬場で開催されます。今年は圧倒的な注目馬はいませんが、まずサトノアーサーが人気になるでしょう。この馬は前走のエプソムCを制して初重賞勝利を成し遂げており、2歳時からクラシック候補と騒がれていた実力がついに開花しつつあります。父はディープインパクト、母父がRedoute’sChoiceという良血で、生産者も調教師も実力を有しているので期待するしかありません。

そして今年のNHKマイルCを勝っているケイアイノーテックは毎日王冠から秋を始動させます。この馬もディープインパクト産駒であり、鞍上は好調さが目立つ藤岡佑介騎手です。

他には一時期クラシック候補と騒がれていたステルヴィオやGI馬のアエロリット、菊花賞を極悪馬場で勝利したキセキなど盛りだくさんです。もちろんこれらの他にもダイワキャグニーやステファノスなども出走を予定しており面白いレースとなるでしょう。

ケイアイノーテックはまだ3歳ですからここを勝利するようであれば今後が非常に楽しみになること間違いありません。スーパーG2と呼ばれるレースなだけあり、東京競馬場に押し寄せる観客の数も非常に多いことが予想されます。

セントウルSで見せた王者の風格

9月9日に開催されたセントウルSは、スプリンターズSの前哨戦としても知られますし、今後の短距離路線を担う馬を見つけるレースでもあります。今年のこのレースの1番人気は春のスプリントGIでもある高松宮記念を勝っているファインニードルで、前走は香港のレースで敗れはしましたが川田騎手に戻り雪辱を期します。2番人気は3歳牝馬ながら北九州記念やアイビスサマーダッシュで惜しい競馬をしているラブカンプーで、鞍上がデムーロ騎手という点も注目ポイントでしょう。そして3番人気は芝とダート問わず短距離路線で活躍するネロでした。

レースはラブカンプーが逃げる形を見せ、ネロもかなり強引に絡んでいきます。この2頭が他の馬たちを引き離す形のまま3コーナーを回り、4コーナーを回って最後の直線に向く頃には2番人気のラブカンプーがまだ粘っています。ネロも頑張って追いすがるものの徐々におかれはじめ、その後外からすごい勢いでファインニードルが迫り、ゴール手前でしっかりとラブカンプーを差し切り完勝です。

このレースによってファインニードルの国内における短距離路線における強さは決定的となったといっても過言ではありません。まだ5歳なので、今後もたくさんの大きなレースを制覇してくれるでしょう。