中京競馬場で行われている金鯱賞は、過去にはサイレンススズカやスワーヴリチャード、ルーラーシップなどが制したレースとしても有名です。以前と現在では開催時期に変化が見られており、2017年から3月に開催されるようになり、2019年には3月10日に実施されます。競馬セブンは非常に期待しています。

中京競馬場で行われる重賞レースの中でも非常に格が高く、今は大阪杯の前哨戦として機能しています。実際に昨年の勝ち馬はその後大阪杯を制したスワーヴリチャードなので、直結する要素を持っているといえそうです。

1番人気が予想されるのは現在4連勝中で2018年12月に開催されたチャレンジCでは圧勝しているエアウィンザーです。この馬は父がキングカメハメハ、母はエアメサイヤという血統で、かなりの良血です。現在5歳ですがもしここを勝利するようであると、今年の主役候補に名乗り出ることになりますね。

その他にも有力馬は多数出走する予定で、現役牝馬の中で最強クラスのリスグラシューにも注目してください。前走の香港ヴァーズでは2着に入り、その前走のエリザベス女王杯は優勝しています。それ以外にもGIでは2着経験が多く若い頃からかなりの実力を示していました。

そして皐月賞を勝利し、昨年の大阪杯で3着に入っているアルアインも有力候補です。ディープインパクトが父で母父がEssence of Dubaiという血統ですし、サンデーレーシングでは1口あたり250万円という高値で募集されています。

また3歳時にデムーロ騎手とともにマイルチャンピオンシップを制したペルシアンナイト、朝日杯フューチュリティS勝ち馬のダノンプレミアム、GI馬のモズカッチャン、エリザベス女王杯2着馬のクロコスミアも出走する可能性があります。もちろんこの他にも豪華メンバーが揃う予定なので、ぜひとも現地に足を運んで観戦してください。

中京競馬場が盛り上がるのは高松宮記念とチャンピオンズCが行われる際などですが、G2レースではありますが金鯱賞もGI並みの馬が今年は出走するので競馬ファンにとっては見逃せないレースになりそうです。大阪杯の予想の手助けにもなるでしょうし、金鯱賞の結果次第で各馬の実力を測定することもでき、さらに今年の古馬中距離路線の行方を占うこともできるでしょう。

エアウィンザーやリスグラシューなどは特に注目がなされており、もしかするとエアウィンザーは単勝2倍を切る人気になるかもしれませんね。

参考記事:「七騎の会・競馬セブンから見る競馬予想情報