5月11日には東京競馬場で京王杯スプリングCが開催されます。芝1400mの国内重賞の中ではトップクラスの格を有しており、安田記念の前哨戦などとして機能しています。過去のこのレースの優勝馬を見てみると、レッドファルクス、サダムパテック、ストロングリターンなどGI馬を見ることができ、さらにさかのぼるとグラスワンダーやタイキシャトルの名前も見られます。歴史もあり格も非常に高いと言われているレースになります。

今年の京王杯スプリングCも例年同様に注目度が高く、出走予定の馬の中には前走の阪急杯で圧巻の勝利を収めたスマートオーディンもいます。この馬はもともと3歳時に毎日杯と京都新聞杯を連勝してダービーでも期待がなされましたが、その後約2年間休養することになりました。ブランク明け後は12着15着9着10着と成績がふるいませんでしたが、前走は11番人気ながら圧倒的な末脚で力を見せ付けてくれました。まだまだ信頼しきれない部分もあると思いますが力を持っていることは事実でしょう。

他には3歳時にシンザン記念を、昨年は富士Sを勝利したロジクライからも目が離せません。前走の高松宮記念はルメール騎手が乗って8着に敗れましたが、同じ1400mの阪急杯では3着に入っているため苦手な舞台ではないでしょう。父はハーツクライ、母父がMachiavellianという血統で、ノーザンファームの生産です。

それ以外には、3歳時にアーリントンカップを勝っていて、NHKマイルCで1番人気に推された実績のあるタワーオブロンドンも怖いです。世界的な活躍をしているゴドルフィンの所有馬で、生産も日本のダーレージャパンファームです。父がRaven’s Pass、母父がDalakhaniと日本の競馬ファンに馴染みが薄い点も特徴でしょう。

他にはサトノアレスにも注目するべきで、この馬は2歳時にGIの朝日杯フューチュリティSを勝っています。その後は3歳時に巴Sを勝利している以外は勝ち鞍がありません。スマートオーディンの前走のようにあっと驚く大駆けがあっても不思議ではありませんよね。

キャナルストリートやエントシャイデンなども出走を予定しているようなので、楽しみなレースとなりそうです。京王杯スプリングCを制し、安田記念に挑戦するような馬もいるかもしれません。別路線組にアーモンドアイやダノンプレミアムのような怪物もいますが、このレースを勝って勢いに乗りたいところです。