馬券の買い方は?馬券にはどんな種類があるの?

競馬を楽しむために購入する馬券には様々な種類があるため、慣れていないとどの券を購入すればいいのか分からないという方も少なくありません。購入する馬券によって、的中率や配当金は大きく異なります。

そこで、より競馬を楽しみたいという方に向けて、馬券の種類や買い方についてご紹介します。競馬に関する詳しい知識がないという方も、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

購入場所

競馬を楽しむための馬券は、競馬場やWINS、インターネットで購入できます。ここでは、購入方法に併せて払い戻し方法もご紹介します。

競馬場で購入する場合

競馬場の場合は、ぜひ備え付けの自動発売機で馬券を購入してみましょう。会場の各フロアに置かれているマークシートを記入し、自動発売機に入れると、馬券を受取れるという仕組みになっています。

また、払い戻しをする際は、自動払い戻し機に馬券を入れると、配当金を受け取れます。なお、この機械での払い戻しは100万円未満となっており、100万円を超える場合は専用窓口に行きましょう。

WINSで購入する場合

WINSとは、全国各地にある馬券を購入できる場外馬券発売所のことを言います。近くに競馬場がないという方は、ぜひWINSを利用してみてください。競馬場、各地のWINSで払い戻しが可能です。

インターネットで購入する場合

近くに競馬場もWINSもないという方は、スマホやPCから投票が行えるインターネット購入がオススメです。この方法で購入する場合、対応している銀行口座を登録する必要があります。

また、払い戻しはレース確定後、登録した口座に自動的に振り込まれます。WIN5は、「発売金額×70%=?→?÷的中票数=払い戻し金額」となります。

購入方法

購入する場所が分かれば、次はどのように購入するかということを覚えましょう。ここでは、ボックスや流し、マルチといった馬券の購入方法をご紹介します。

ボックス買い

自分の選んだ馬の番号の組み合わせを、全て同じ金額で購入することをボックス買いと言います。

例として、4頭の馬を選んでいる場合は、①-②・①-③・①-④、②-③・②-④、③-④というパターンを一度に購入できます。ボックス買いのメリットは、軸となる馬を決めなくてもいいということです。

流し買い

流しの馬券には、「軸馬」と「相手馬」が存在します。軸となる馬を1頭または2頭決め、この軸馬が自分の買い目全てに絡むように購入する方法です。

9種類の馬券

では、販売されている馬券には一体どのような種類があるのでしょうか?ここでは、種類別に名称と内容についてご紹介します。

単勝(難易度:★)

馬券の中で最もポピュラーなのが、1着の馬を当てる単勝です。1番強そうな馬を予想するといった非常にシンプルな仕組みであるため、競馬初心者の方にもオススメです。また、単勝は他の馬券よりも払い戻し率が高くなっています。

複勝(難易度:★)

自分の選んだ馬が1~3着に入れば的中となります。的中率が高くなる分、配当金はあまり期待できません。しかし、難易度が低いため、初心者の方にはオススメの券種予想です。

枠連(難易度:★)

騎手が着用しているヘルメットの色は、枠番を意味しています。競馬で言う「枠」とは、全出走馬を8つのグループに分けたものであり、それを番号で表したのが枠番です。枠連は、1着、2着の枠番の組み合わせを予想する券種です。そのため、馬番は関係ありません。

馬連(難易度:★★★)

馬連とは、順不同で1着、2着に入る馬を予想する券種です。単勝・複勝と比較すると配当金も高く、2着以降の順位は気にしなくていいため、多くの競馬ファンから親しまれています。

馬単(難易度:★★★★)

1着、2着を着順通りに予想するのが馬単です。着順を正確に当てなければいけないため、馬連よりも難易度が上がります。

ワイド(難易度:★★)

順不同で1~3着までの2頭の組み合わせを予想するのがワイドです。比較的予想が立てやすいため、配当金も低めとなっています。

3連複(難易度:★★★★)

順不同で1~3着に入る馬を予想する券種です。1頭が入ればいい複勝とは違い、3着までの3頭を予想しなければいけません。

3連単(難易度:★★★★★)

1~3着までの3頭を、着順通りに当てなければいけないため、非常に難しくなっています。

WIN5(難易度:★★★★★)

インターネットで販売している馬券であり、JRAから指定された5レース全ての1着を当てなければいけません。馬券の中で最も難易度が高く、的中率は極めて低いです。しかし、その分配当も高く、過去には3億円、4億円など、高額な配当金を受け取った方もいます。

まとめ

馬券には様々な種類があり、またその購入方法によって違った楽しみ方ができるということが分かりました。少しずつ競馬に関する知識を身に付けていくことが、上達への近道です。3億円、4億円という配当金も夢ではありません。

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