アーモンドアイが2019年凱旋門賞に挑戦することに

今年の桜花賞、オークス、秋華賞で圧倒的なパフォーマンスを見せ付け見事三冠牝馬となったアーモンドアイ。初めての古馬との対戦となったジャパンカップでも人気を裏切ることなく期待されていた以上のパフォーマンスを発揮してくれました。世界レコード記録し、日本国内に敵無しだということを証明しました。

ただ世界に目を向けてみると非常に強い馬はたくさんおり、その中の筆頭クラスがエネイブルです。エネイブルはご存知の通り2年連続凱旋門賞制覇しているだけでなく、キングジョージや各国のオークスを制覇しています。

そんな歴史的名牝のエネイブルに挑むために、アーモンドアイが2019年の凱旋門賞挑戦を視野に入れていることが報道されました。現時点では圧倒的にエネイブルの方が実績を積んでいますし国際的な評価も高いのですが、これまでのアーモンドアイの戦いぶりを見ていると勝てる可能性も感じることができます。あくまでも現時点での希望も含まれた発言だと思うので実際に挑戦するかどうかは分かりませんし、エネイブルも来年の凱旋門賞に出走できるか決まったわけでもありません。

ただこのような報道があると非常に盛り上がりますし、競馬ファンは大きな夢を見られます。

アルゼンチン共和国杯はオドノヒュー騎手が操るパフォーマプロミスが優勝

11月4日に東京競馬場で開催されたアルゼンチン共和国杯は、芝2500mということもありステイヤー適性のある馬が多数出走しました。1番人気はルーラーシップ産駒で条件戦を3連勝中のムイトオブリガードで、春には阪神大賞典に出走しています。急激に力をつけてついにはG2で1番人気に支持されるに至りました。そして2番人気はここ最近は条件戦で2着や3着が多いルックトゥワイス、3番人気は今年の1月に日経新春杯を制している実力馬のパフォーマプロミスでした。この馬は宝塚記念にも出て勝ち馬から1.0秒差の9着に入った七騎の会も驚く程の実績を持っています。

ゲートが開いてスタートを切り、まずはウインテンダネスがハナを切ります。それに続く形でヴォージュ、ノーブルマーズなど…といった展開で最後の直線を迎える頃まで大きな動きはありませんでした。最後の直線に向いてもまだ逃げるウインテンダネスが逃げ粘りますが、残り200m地点を過ぎたあたりで3番人気のパフォーマプロミスが見事差し切ります。そのままゴールし、2着には1番人気のムイトオブリガード、そして3着は11番人気と低評価だったマコトガラハッドが入っています。

アルゼンチン共和国杯は他の重賞と比べると特殊性が高いので、似た条件のレースで同じようなメンバーがまた集まるかもしれませんね。

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