2020年の4月もいろいろな出来事がありました。競馬海外においても同様ですが、日本の競馬に関しても様々なニュースが飛び交いました。今回は代表的なものをいくつか紹介していきます。

藤田菜七子騎手がJRA通算100勝達成

女性ジョッキーとして有名な藤田菜七子騎手。4月25日の福島第1レースで見事に勝利を収め、JRA通算100勝を成し遂げました。地方競馬や海外競馬も含めればもっと勝利しているのですが、JRAに限ると記念すべき100勝は4月25日ということです。

順風満帆に見える藤田菜七子騎手ですが、今年の2月には落馬による骨折を負い、騎乗できない時期もありました。そんな状況の中でへこたれることなく努力を行い、見事に記録を打ち立てたわけですから素晴らしいことです。今後はより大きな目標に向かって歩んでいくことが想定されます。例えばGI勝利などですね。競馬セブンも藤田菜七子騎手の今後の活躍に期待しています。

マリーンC、東京スプリントの結果

4月2日に船橋競馬場でマリーンCが開催されました。レースの格はJpnIII。1番人気は4歳牝馬のパッシングスルー、2番人気はメモリーコウでした。しかし結果は5番人気のサルサディオーネが勝利を収め、今年2月の報知グランプリC以来の勝利となりました。

そして4月8日に大井競馬場で行われた東京スプリント。1番人気は藤田菜七子騎手が騎乗するコパノキッキングで、圧倒的な1番人気でした。どんな勝ち方をするのかということに注目していたファンも多いでしょう。

しかし結果的には5着に敗れてしまい、勝利したのは3番人気の4歳馬ジャスティンです。前走のオープン特別に続く連勝。これからが期待できます。

キングカメハメハ産駒がJRA通算1900勝

日本を代表する競走馬であり種牡馬のキングカメハメハ。残念ながら昨年亡くなってしまいましたが、彼が輩出した産駒は今も競馬場で活躍しています。JRA通算の勝利数が1900勝に達したのは4月19日のことです。これは非常に素晴らしい成績であり、歴史的な記録だといえるでしょう。

ナリタタイシン亡くなる

最近の競馬ファンにはあまりなじみがないかもしれませんが、1993年に皐月賞を制したナリタタイシン。4月の13日に30歳で亡くなりました。

ベーシカル・コーチング・スクールに繋養されていたようで、かなり前に種牡馬を引退していました。ナリタタイシンが残した記録などは今後も残り続けます。ライバルとの対戦はとても興奮するので、ぜひ動画で確認してみてください。

 

関連記事:「七騎の会・競馬セブンから見る競馬予想情報