2019年が終了し、2020年の競馬がはじまりました。慌ただしく動き出す競馬界ですが、1月にも様々な出来事がありました。今回はそれらについてご案内していきます。

ミシェル騎手フィーバー

日本人の女性騎手として知られる藤田菜七子騎手は、その美貌や技術力が評価されています。ある意味ではそれ以上に注目されつつあるのが、ミカエル・ミシェル騎手です。彼女はフランス出身でフランス所属の24歳の騎手であり、昨年は日本のワールドオールスタージョッキーズへの出場のため来日しました。モデル級の美しさに衝撃を受けて、一気に知名度が高まりファンも増加しました。

そんなミシェル騎手が再び来日し、1月から3ヶ月ほど地方競馬で騎乗しています。すでに早い段階で勝利をしており、今後も目を離せない存在です。将来的に日本で騎乗するためにJRAの試験にも挑戦予定のようです。

浜野谷憲尚騎手が引退

障害レースを愛する人に特に愛されている浜野谷憲尚騎手。現在48歳の彼、平地競走での重賞勝利はありませんが、障害レースの重賞はマルゴウィッシュで新潟ジャンプSを制しています。1月31日をもって引退することが発表されました。ちなみに浜野谷憲尚騎手の弟は、競艇選手としてトップクラスの活躍を見せています。浜野谷憲尚騎手は今後、戸田博文厩舎において調教助手として勤務するようです。

木村和士騎手が最優秀見習騎手に

日本の競馬ファンにはなじみのない騎手だと思いますが、木村騎手は現在カナダで騎乗している日本人ジョッキーです。日本競馬の項目で取り上げるのはどうか…とも迷いましたが、彼は日本人ですので皆様に紹介します。見習騎手ながらカナダにおけるリーディングにおいて3位に入る148勝を挙げており、かなり注目を集めています。

20歳ということでまだまだ若くてこれからの騎手ですし、恐らく日本人がエクリプス賞を重賞するのは初めてではないでしょうか。2021年にはリーディングを目指したいと考えているようです。

そんな彼はもともと日本の競馬学校に在籍していましたが自主退学という形でその後カナダにわたって現在の活躍に繋がっています。将来的には短期免許を取得し、日本でも騎乗してみたいと考えているようですね。これまで海外で活躍する騎手はたくさんいましたが、恐らく木村和士騎手ほど若いうちから注目された存在はいないのではないでしょうか。

以上のような競馬に関するニュースが溢れた1月でした。

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