日本時間で3月30日から3月31日にかけて開催されたドバイミーティング。数多くの国際的な大レースが行われ、日本からもたくさんの馬が出走しました。

まず初めに出走したのはゴドルフィンマイルに挑戦したノンコノユメです。このままフェブラリーSを制した実績を持ち、同じ1600mの舞台で開催されるこのレースに挑戦しました。日本でもおなじみのモレイラ騎手が騎乗しましたが、結果は10着に敗れてしまっています。日本での馬券発売はないのでノンコノユメが挑戦していたことを知らないファンもいるので残念ですが、強豪馬相手に頑張りました。ゴドルフィンマイルを制したのはアメリカに所属しているコールフロントです。今年5歳の競走馬で、J.オルティス騎手が騎乗していました。

そして次に行われたのが日本でも比較的注目度が高くなっており競馬セブンも注目しているG2のUAEダービーです。ラニが武豊騎手を鞍上に勝利したのは2016年のことで、今年もひそかに期待されていました。今回挑戦したのはデルマルーヴルで、騎乗したのはルメール騎手です。このレースでもJ.オルティス騎手が乗るプリュクパルフェが優勝し、日本代表のデルマルーヴルは残念ながら4着に敗れています。

デルマルーヴルは前走ヒヤシンスSで出遅れてオーヴァルエースに敗れていますが、昨年は3連勝を果たし兵庫ジュニアグランプリを見事制覇しています。実際に今回のUAEダービーでもある程度の力を示してくれたので、日本馬が海外のダートのレースで活躍できる可能性を改めて示してくれました。デルマルーヴルの父はパイロ、母父はコマンズという血統のため、明らかなダートですね。

そして次にJRAでも馬券を発売したドバイゴールデンシャヒーンが開催されました。日本を代表して戦ってくれたのはマテラスカイで、日本のオッズでも5番人気と比較的低評価でした。本命的存在のロイエイチが回避してしまい残念ではありましたが、非常に素晴らしいレースが見られました。

前に行ったエックスワイジェットと日本のマテラスカイがそれぞれ1着、2着に入っています。あわよくば勝利かという場面も見られたので、とても惜しいレースでしたね。

ゴドルフィンマイルもUAEダービー、そしてドバイゴールデンシャヒーンも世界的に見れば大きなレースなので、馬だけでなく関係者にとっても大きな自信になったのではないでしょうか。ドバイミーティングの前半部分では日本馬は勝利することはできませんでしたが、感動的なレースを見せてくれました。

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