2019年9月22日は中山競馬場と阪神競馬場で重賞が行われます。中山競馬場で行われるのは多くの実績馬が出走するオールカマー、阪神競馬場で行われるのは3歳馬の有力馬が出走する神戸新聞杯です。特に神戸新聞杯は菊花賞やその他のレースの前哨戦としても機能しています。

オールカマーに出走する有力馬にリスグラシューがいましたが、オーストラリアの大レースコックスプレートに出走することが決まりました。ですのでオールカマーへの出走はないでしょう。しかしリスグラシューの他にレイデオロをはじめとした有力馬が出走を予定しています。

レイデオロは2017年のダービー馬で、昨年は天皇賞秋を勝ち、ジャパンCと有馬記念で2着に入った経験も持っています。ここ最近は勝利できていないので、昨年も制したオールカマーで是非とも復活を遂げたいです。その他には今年に入って3戦3勝、香港のGIクイーンエリザベス2世カップも制しているウインブライトもいます。中山記念ではラッキーライラックやスワーヴリチャードなどを破り、国内最強候補の1頭に挙げることもできるでしょう。

他には昨年の快進撃が忘れられないエアウィンザー、前走久しぶりに勝利を挙げたミッキースワローも怖い存在です。オールカマーと言えば中山巧者が活躍するレースという印象も強いので、チェックしておきたいです。

そして神戸新聞杯は、今年の皐月賞を勝ち、6戦5勝、敗れたのはダービーの4着だけというサートゥルナーリアが出走予定です。サートゥルナーリアは早熟疑惑もありますので、神戸新聞杯を制してそういった声を一掃して欲しいです。

皐月賞で2着、ダービーで3着のヴェロックスは今度こそ勝利を…と思っているはずです。名手川田騎手が引き続き騎乗し、この馬の力を見せ付けてくれるでしょう。

このほかにはブレイキングドーンも出走予定でしたが、残念ながら脚部不安を発症し来年まで休養するみたいです。ゆっくりと休んでケガを治して万全の状態で次走臨んで欲しいですね。

他に忘れてはいけないのが1勝クラスと2勝クラスを連勝しているユニコーンライオンです。3歳馬といえば上がり馬が夏のうちに力をつけるイメージもあるので、ユニコーンライオンも侮ってはなりません。

神戸新聞杯の結果次第で菊花賞などの行方は大きく異なります。歴史あるレースということもあり、オールカマーにも神戸新聞杯にも数多くのお客さんが訪れるはずですよ。

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